実家を空き家にした場合の税金の影響と改正空き家法のポイント解説
- 7月8日
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更新日:4 日前
実家を相続したものの、住む予定がなく空き家のまま放置している方は少なくないと思います。
しかし、空き家をそのままにしておくと、税金が大幅に増える可能性があります。
特に2023年に改正された空き家対策特別措置法(改正空き家法)により、空き家の管理や税負担のルールが厳しくなりました。この記事では、実家を空き家にした場合の税金の影響と改正空き家法の重要ポイントをわかりやすく解説します。
空き家にすると税金が6倍になるケースとは
実家を空き家にしていると、固定資産税や都市計画税の負担が増えることがあります。特に注意したいのが「特定空き家等」に指定された場合です。
特定空き家等とは
老朽化が進み、倒壊の危険や衛生面で問題がある空き家を指します。自治体が現地調査を行い、危険性が高いと判断した空き家が対象です。
税金が6倍になる仕組み
通常、住宅用地として評価される土地は固定資産税が軽減されます。例えば、住宅用地の小規模宅地は固定資産税が1/6に軽減されますが、特定空き家等に指定されるとこの軽減措置が外れ、税率が6倍になることがあります。
具体例
例えば、実家の土地の固定資産税が年間3万円だった場合、特定空き家等に指定されると18万円に跳ね上がる可能性があります。これは大きな負担増です。
改正空き家法の主なポイント
2023年の改正空き家法は、空き家の適切な管理を促し、地域の安全や景観を守ることを目的としています。主な改正点は以下の通りです。
1. 特定空き家等の指定基準の明確化
自治体が空き家の状態をより厳しくチェックし、倒壊や衛生面で問題がある空き家を「特定空き家等」として指定しやすくなりました。
2. 指定後の対応義務の強化
特定空き家等に指定されると、所有者は改善命令を受けることがあります。例えば、解体や修繕を命じられ、従わない場合は自治体が代わりに対応し、その費用を請求されます。
3. 税制措置の見直し
特定空き家等に指定された場合、固定資産税の軽減措置が外れ、税負担が増加します。これにより、所有者に空き家の管理を促す狙いがあります。
空き家を放置するリスクと対策
空き家を放置すると、税金以外にも様々なリスクがあります。
倒壊や火災の危険
老朽化した空き家は倒壊や火災のリスクが高まります。近隣住民への被害も考えられます。
犯罪の温床になる可能性
空き家は不法侵入や不法投棄の対象になりやすく、地域の治安悪化につながります。
資産価値の低下
管理されていない空き家は資産価値が下がり、売却や活用が難しくなります。
空き家の管理方法
定期的な点検と清掃
草刈りや換気、建物の状態チェックを行い、劣化を防ぎます。
活用方法の検討
賃貸やシェアハウス、民泊などに活用することで収益化が可能です。
売却や解体の検討
管理が難しい場合は売却や解体を検討し、税負担やリスクを減らしましょう。
税金面での具体的な対策例
空き家の税金負担を抑えるためにできることを紹介します。
住宅用地の軽減措置を維持する
空き家を適切に管理し、特定空き家等に指定されないようにすることが重要です。
空き家の活用で収益を得る
賃貸に出すことで固定資産税の軽減が受けられ、収入も得られます。
自治体の補助金や支援制度を利用する
空き家の解体やリフォームに補助金を出す自治体もあります。活用すると負担が軽減されます。
